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Google DeepMind

Veo

Google DeepMindの動画生成AI「Veo」。テキストや画像から音声付き動画を生成でき、Gemini API・Vertex AIなど複数の経路で使える。

編集部評価
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動画生成 動画生成音声合成 Web

最終更新 · 編集:OmochiX · 情報確認日

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Veoの概要情報

クイックサマリー

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なし
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API
対応
商用利用
一部対応
対応環境
Web、iOS、Android
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提供中
情報確認日
目次
  1. Veoとは?
  2. Veoでできること
  3. 日本語で使える?
  4. Veoの料金
  5. Veoの使い方
  6. Veoの活用例
  7. Veoのメリット
  8. Veoの注意点
  9. どんな人におすすめ?
  10. FAQ

Veoとは?

Veoは、Google DeepMindが開発する動画生成AIモデルです。テキストや画像から音声付きの動画を生成でき、開発者向けのGemini API・Vertex AI、クリエイター向けのGoogle Flow、一般ユーザー向けのGemini アプリなど、複数の経路で提供されています。現行の中心モデルはVeo 3.1で、旧世代のVeo 3(veo-3.0-generate-001など)は非推奨(deprecated)として扱われています。

Veoでできること

Veoはテキストプロンプトからの動画生成に加え、画像を起点とした動画化、最初と最後のフレームを指定した動画生成、参照画像を使ったキャラクターやスタイルの一貫性維持、動画の延長生成など、映像制作を意識した機能を備えています。生成される動画には効果音・環境音・セリフなどの音声もあわせて含めることができます。

主要モデル・主要機能

  • Veo 3.1(Standard):最も高品質な出力。720p/1080p/4Kに対応
  • Veo 3.1 Fast:Standardよりも高速・低コストな生成。720p/1080p/4Kに対応
  • Veo 3.1 Lite:軽量版。720p/1080pに対応(4Kは非対応)
  • Veo 3・Veo 3 Fast:旧世代モデルで、現在は非推奨(deprecated)表記

動画の長さは4秒・6秒・8秒から選択でき、1080pや4K、参照画像を使う場合は8秒固定となります。アスペクト比は16:9(横)または9:16(縦)に対応しています。

日本語で使える?

Gemini アプリおよびGoogle Flowの画面(UI)は日本語で利用でき、Googleの公式ヘルプセンターにも日本語版のサポート記事が用意されています。一方、Gemini APIの公式ドキュメントでは「英語(EN)のプロンプトは十分にサポートされているが、他言語での評価は行われていない」と明記されており、日本語プロンプトを使った場合の出力品質は英語と同等であるとは保証されていません。開発者向けのAPIドキュメントやコンソールは基本的に英語中心です。

Veoの料金

Veoの料金体系は利用経路によって異なります。Gemini API経由では、生成した動画の秒数に応じた従量課金制です(すべて米ドル建て、音声込みの価格)。

各プラン

  • Veo 3.1 Standard:720p/1080pが1秒あたり0.40ドル、4Kが1秒あたり0.60ドル
  • Veo 3.1 Fast:720pが1秒あたり0.10ドル、1080pが0.12ドル、4Kが0.30ドル
  • Veo 3.1 Lite:720pが1秒あたり0.05ドル、1080pが0.08ドル(4K非対応)

Gemini APIには動画生成専用の無料枠は用意されていません。Vertex AI(Google Cloud)経由の企業向け価格は別体系となる場合があるため、Google Cloudの公式価格ページで確認してください。

消費者向けのGemini アプリでは、無料プラン(0円)の機能一覧に動画生成は含まれていません。Google AI Plus(月額725円)以上の有料プランに動画生成とGoogle Flow用クレジット(Plus 200、Pro 1,000、Ultra 10,000〜25,000)が含まれます。Google AI Proは月額2,900円、Google AI Ultraは月額14,500円または32,000円です(2026年10月1日、Google公式のプランページで確認)。プランごとに利用できるVeoのモデルや生成回数は変更されることがあるため、契約前に公式ページで確認してください。Flow単体でのAIクレジット追加購入は、日本では現時点で提供されていません(2026年9月30日確認)。

Veoの使い方

  1. Gemini API・Vertex AI・Google AI Studio・Gemini アプリ・Flowのいずれかの利用経路を選ぶ
  2. 開発者の場合はGoogle AI StudioまたはGoogle Cloudコンソールでプロジェクトを作成し、APIキーを取得する
  3. テキストプロンプト、または起点となる画像・参照画像を用意する
  4. 動画の長さ(4/6/8秒)、解像度(720p/1080p/4K)、アスペクト比(16:9または9:16)を指定する
  5. APIを呼び出す、またはGemini アプリ/Flowの画面から生成を実行する
  6. 生成された動画(SynthID透かし入り)を確認し、必要に応じて延長やフレーム指定で調整する

Veoの活用例

  • SNS向けの短尺動画やプロモーション映像の制作
  • 広告・マーケティング映像のプロトタイプ作成
  • アプリやサービスへの動画生成機能の組み込み(Gemini API/Vertex AI経由)
  • 映像制作におけるプリビジュアライゼーション(絵コンテ代わりの試作映像)
  • 音声付き動画コンテンツの制作

Veoのメリット

  • 映像と音声(効果音・環境音・セリフ)を同時に生成できる
  • Standard・Fast・Liteと用途に応じてモデルを選択でき、品質とコストのバランスを調整しやすい
  • Python・JavaScript・Go・Java・REST APIなど主要な開発言語のSDKが揃っている
  • Google Cloud(Vertex AI)や他のGoogle製品と組み合わせた開発がしやすい
  • SynthIDによる電子透かしなど、AI生成物の識別に向けた仕組みが標準で組み込まれている

Veoの注意点

  • API・Vertex AI経由の料金は秒単位の従量課金で、4KやStandardモードを多用すると1本あたりのコストが高くなりやすい
  • Gemini アプリの無料プランには動画生成が含まれず、有料プラン(Google AI Plus以上)が前提となる
  • Veo 3.1の各モデルIDは現時点で「preview」表記であり、Googleの生成AIプレビュー製品向け利用規約の対象となる可能性がある。商用利用の可否や条件は自社の利用形態(Preview/GA、消費者向け/開発者向け)によって異なるため、利用前に最新の利用規約を必ず確認することが推奨される
  • 短尺のセリフなど自然な発話同期は、Google自身が「発展途上の領域」としている
  • プロンプト評価は英語が中心とされ、日本語プロンプトでの出力品質は保証されていない

どんな人におすすめ?

動画生成APIを自社サービスやプロダクトに組み込みたい開発者・エンジニア、Google Cloud(Vertex AI)を既に利用している企業の映像制作チーム、音声付きの短尺動画をGemini アプリやFlowで手軽に作りたいクリエイターに向いています。一方、無料で動画生成を継続的に使いたいユーザーや、予算を月額固定費として厳密に管理したいチームには、従量課金・クレジット制が中心のVeoは合いにくい可能性があります。

FAQ

Q. Veoは無料で使えますか?

A. Gemini アプリの無料プランの機能一覧に動画生成は含まれていません。Google AI Plus以上の有料プラン、またはGemini API/Vertex AIの従量課金での利用が必要です。

Q. Veoで生成した動画は商用利用できますか?

A. Vertex AI(GA提供)経由の生成物については、Googleの利用規約上、生成物(Generated Output)は顧客データとして扱われ、Googleは所有権を主張しないとされています。ただし、Veo 3.1の各モデルは現時点で「preview」表記であり、Googleの生成AIプレビュー製品向け利用規約が適用される可能性があるため、商用・本番利用の可否は最新の利用規約を確認する必要があります。

Q. 日本語のプロンプトでも動画は作れますか?

A. 日本語プロンプトの入力自体は可能ですが、公式ドキュメントでは英語プロンプトを推奨しており、日本語プロンプトでの出力品質は英語と同等であるとは保証されていません。

Q. Veo 3とVeo 3.1の違いは何ですか?

A. Veo 3(veo-3.0-generate-001など)は旧世代モデルで、現在は非推奨(deprecated)とされています。Veo 3.1は後継モデルで、参照画像によるスタイル一貫性や動画延長など、より細かい演出コントロール機能が追加されています。

WHAT IT DOES

Veoでできること

音声付き動画生成

効果音・環境音・セリフを含む動画をテキストや画像から生成できる

複数の画質モード

Standard・Fast・Liteの3モデルがあり、720p/1080p/4Kの解像度に対応する(4KはStandardとFastのみ)

動画の延長・フレーム制御

最初と最後のフレーム指定や動画の延長生成など、細かい演出コントロールが可能

参照画像によるスタイル一貫性

最大3枚の参照画像でキャラクターやスタイルの一貫性を保った生成ができる

複数の利用経路

Gemini API・Vertex AI・Google AI Studio・Flow・Gemini アプリ・Google Vidsなど用途に応じて選べる

SynthID電子透かし

生成された動画すべてに目に見えないAI生成コンテンツ識別用の透かしが埋め込まれる

開発者向けSDK対応

Python・JavaScript・Go・Java・REST APIでの呼び出しに対応する

AT A GLANCE

選ぶ前に知っておきたいこと

主な特徴

  • 音声付き動画生成:効果音・環境音・セリフを含む動画をテキストや画像から生成できる
  • 複数の画質モード:Standard・Fast・Liteの3モデルがあり、720p/1080p/4Kの解像度に対応する(4KはStandardとFastのみ)
  • 動画の延長・フレーム制御:最初と最後のフレーム指定や動画の延長生成など、細かい演出コントロールが可能
  • 参照画像によるスタイル一貫性:最大3枚の参照画像でキャラクターやスタイルの一貫性を保った生成ができる
  • 複数の利用経路:Gemini API・Vertex AI・Google AI Studio・Flow・Gemini アプリ・Google Vidsなど用途に応じて選べる
  • SynthID電子透かし:生成された動画すべてに目に見えないAI生成コンテンツ識別用の透かしが埋め込まれる
  • 開発者向けSDK対応:Python・JavaScript・Go・Java・REST APIでの呼び出しに対応する

得意なこと

  • GoogleのGemini/Vertex AIエコシステムに統合されており、他のGoogle製品と組み合わせた開発がしやすい
  • 音声込みで動画を一括生成できる数少ない主要モデルの一つで、対話・環境音を含む表現に強い
  • エンタープライズ向け(Vertex AI)と消費者向け(Gemini アプリ/Flow)の両方に対応する幅広い提供形態を持つ

メリット

  • 音声・映像を同時生成でき、効果音やセリフ付きの動画を1回の生成で作成できる
  • Standard/Fast/Liteと用途に応じたモデルを選べ、コストと品質のバランスを調整しやすい
  • Python/JS/Go/Java/RESTなど主要言語のSDKが揃い、既存の開発パイプラインに組み込みやすい
  • SynthIDによる透かしなど、AI生成物の識別に向けた安全対策が標準で組み込まれている

苦手なこと・制限

  • 短尺セリフなど自然な発話同期は発展途上の領域とGoogle自身が明言している
  • 料金体系が従量課金・クレジット制など複数の方式に分かれ、月額固定費として見積もりにくい
  • 消費者向けFlowでのAIクレジット追加購入は日本など一部地域で制限がある

デメリット

  • API/Vertex AI利用は秒単位の従量課金で、4K・Standardモードは1本あたりのコストが高くなりやすい
  • Gemini アプリの無料プランには動画生成が含まれず、有料プラン(Google AI Plus以上)への加入が前提となる
  • Veo 3.1の各モデルIDは現時点で「preview」表記であり、商用利用の可否はGoogleの利用規約上の位置付けに左右される
  • プロンプトの評価は英語が中心とされ、日本語プロンプトでの出力品質は英語と同等とは限らない

向いていない人

  • 無料で動画生成を継続的に使いたいユーザー
  • 厳密な日本語の自然な発話・リップシンクが必須の制作
  • 予算を月額固定費として厳密に管理したいチーム(従量課金のため変動しやすい)

USE CASES

おすすめの使い方

SNS向けショート動画制作
広告・プロモーション映像の試作
アプリ・サービスへの動画生成機能組み込み
映像制作のプリビジュアライゼーション
音声付き動画コンテンツ制作

MORE DETAILS

詳細情報

対応モデル

  • Veo 3.1
  • Veo 3.1 Fast
  • Veo 3.1 Lite

連携サービス

  • Gemini API
  • Vertex AI
  • Google AI Studio
  • Google Flow
  • Google Vids
  • Gemini アプリ

料金詳細

Gemini API経由の場合は、生成した動画の秒数に応じた従量課金(米ドル建て、音声込み。2026年9月30日、ai.google.devの公式価格表で確認)。Veo 3.1は720p/1080pが1秒あたり0.40ドル、4Kが0.60ドル。Veo 3.1 Fastは720pが0.10ドル、1080pが0.12ドル、4Kが0.30ドル。Veo 3.1 Liteは720pが0.05ドル、1080pが0.08ドル(4K非対応)。Gemini APIに動画生成用の無料枠はない。Vertex AI経由の企業向け価格は別体系となる場合があるため、Google Cloudの公式価格ページで確認が必要。消費者向けのGemini アプリでは、無料プラン(0円)の機能一覧に動画生成は含まれず、Google AI Plus(月額725円)、Google AI Pro(月額2,900円)、Google AI Ultra(月額14,500円または32,000円)に動画生成とGoogle Flow用クレジット(Plus 200、Pro 1,000、Ultra 10,000〜25,000)が含まれる(2026年10月1日、gemini.google/subscriptionsで確認)。Flow単体でのAIクレジット追加購入は、日本では現時点で提供されていない。

API / SDK / 開発者向け情報

VeoはGemini API(ai.google.dev)およびVertex AI(Google Cloud)を通じて開発者向けAPIが提供されている。モデルIDはveo-3.1-generate-preview(Standard)、veo-3.1-fast-generate-preview(Fast)、veo-3.1-lite-generate-preview(Lite)で、いずれも現時点では「preview」表記。旧世代のveo-3.0-generate-001・veo-3.0-fast-generate-001は非推奨(deprecated)とされている。公式SDKはPython(google-genai)、JavaScript(@google/genai)、Go(google.golang.org/genai)、Java(com.google.genai)に加えREST APIでの利用も可能。APIを通じてテキストから動画、画像を起点とした動画化、最初と最後のフレーム指定、参照画像(最大3枚)によるスタイル一貫性、動画延長などの機能を呼び出せる。プロンプトは最大1,024トークン、動画の長さは4/6/8秒、アスペクト比は16:9または9:16に対応する(1080pや4K、参照画像利用時は8秒固定)。ドキュメント上「英語(EN)のプロンプトは十分にサポートされているが、他言語での評価は行われていない」との記載があり、日本語プロンプトでの出力品質は保証されていない。詳細はai.google.dev/gemini-api/docs/veo参照。

セキュリティ / データ利用

すべての生成動画にはGoogle DeepMindのSynthID技術による、人の目には見えないAI生成コンテンツ識別用の電子透かしが埋め込まれる(deepmind.google公式ページより)。同ページによると、有害なリクエストは生成前にブロックされるほか、安全性評価や既存コンテンツの記憶(メモライゼーション)チェックが行われているとされる。EU・英国・スイス・MENA地域では人物生成設定が「allow_adult」のみに制限されるなど、地域ごとに生成内容の制限が異なる(ai.google.dev公式ドキュメントより)。

注意点

2026年5月のGoogle I/O 2026で、Google DeepMindは動画生成・編集の新モデル「Gemini Omni」を発表した(blog.google公式発表)。Gemini Omni(第一弾はGemini Omni Flash)はGemini アプリ・Flow・YouTube Shortsなど消費者向け面での動画生成・編集を担う新モデルとして展開が始まっており、今後Veoとの役割分担・統合が進む可能性がある。一方、Gemini API・Vertex AI・Google AI Studioの開発者向け経路では、2026年9月30日時点でVeo 3.1(Standard/Fast/Lite)が引き続き提供されている。本ページはVeo(開発者向けAPI・Vertex AI・Gemini アプリの上位プランでの提供)を対象としており、Gemini Omniは別モデルとして扱う。両モデルの役割分担は今後変わる可能性がある。

OMOCHIX EDITORIAL RATING

OmochiX編集部評価

4.7/ 5.0

OMOCHIX VIEW

OmochiX編集部の見解

VeoはGoogleのGemini/Vertex AIのエコシステムに深く組み込まれた動画生成AIで、開発者向けAPIとしての完成度と、音声込みで動画を一括生成できる表現力の高さが強みと言える。RunwayやKling AIなどの動画生成サービスと比べると、Google Cloudの他サービスと組み合わせた本格的なプロダクト開発に向いている一方、無料で気軽に試せるツールではない点は参入障壁にもなりうる。2026年5月に発表された「Gemini Omni」が消費者向けの動画生成・編集の主軸になりつつあり、今後Veoは開発者・エンタープライズ向けの位置付けがより明確になっていく可能性がある。すでにGoogle Cloudを利用している開発チームや、音声付き動画をAPI経由で量産したい事業者には相性が良い。

※ 公式情報ではなく、OmochiX編集部独自の見解です。