Perplexityとは?
Perplexity(パープレキシティ)は、Web上の情報を検索し、出典を示しながら回答するAI検索サービスです。すべての回答に引用元が表示されるため、根拠を確認しながら調べ物を進められます。現在は検索にとどまらず、複数の情報源を深く調べる「深い研究(Deep Research)」、調査から成果物の作成までを実行する「Computer」、AIアシスタントを組み込んだブラウザ「Comet」へと機能が広がっています。
Perplexityでできること
出典付きのAI検索
質問を入力すると、Webの情報をもとに回答が生成され、各主張の出典がインライン引用として示されます。公式サイトによると、ProとMaxではPitchBook、Statista、S&P Capital IQなど、金融・市場調査向けのプレミアムデータソースも引用元に加わります。
深い研究(Deep Research)
1つのテーマについて多数の情報源を横断的に調べ、レポートとしてまとめる機能です。通常の検索よりも参照する情報源の数が増えるため、市場調査や競合分析のような時間のかかる調査に向いています。
複数のAIモデル
Perplexityは複数社のモデルを統合しており、公式サイトではChatGPT、Google Gemini、Anthropic Claude、NVIDIA Nemotronなどが挙げられています。ProとMaxでは優先するモデルを自分で選択でき、複数モデルの回答を比較するModel Councilも用意されています。
Computer
Computerは、調査や分析、ドキュメントの作成、接続したツールをまたぐ作業などを、複数のステップにわたって実行する機能です。利用量はクレジットで管理され、Proにはボーナスクレジット、Maxには月間10,000クレジットが含まれます。400以上のアプリコネクタと接続できます。
Comet
CometはPerplexityが提供するブラウザで、Mac、Windows、iOS、Androidに対応しています。開いているページの内容を踏まえて質問したり、ブラウザ上の作業をアシスタントに任せたりできます。
日本語で使える?
Perplexityは日本語で質問すると日本語で回答します。公式サイトの料金ページや利用規約も日本語で提供されています。回答に誤りが含まれる場合もあるため、重要な内容は引用元を開いて確認してください。
Perplexityの料金
(2026年10月1日、Perplexity公式サイトの料金ページで確認。米ドル建て)
無料
0ドル。出典付きの検索と基本的なAIモデルを利用できます。ウェブからの回答取得、ファイルのアップロード、アセット生成は「制限あり」とされています。
Pro
月額20ドル。Computerへの拡張アクセス、4,000のボーナスクレジット、深い研究、トップAIモデルへのアクセスとモデルの選択、400以上のアプリコネクタ、より多くの利用上限とメモリが含まれます。
Max
月額200ドル。Computerの最大の利用量(月間10,000クレジットと35,000のボーナスクレジット)、専門家レベルのリサーチ、最先端のAIモデル、最も高い利用上限とメモリ、新機能への優先アクセスが含まれます。
Enterprise Pro
年額請求の場合、1シートあたり月額34ドル。Proの機能に加え、毎月500のComputerクレジット、データを学習に使用しない保証、ユーザー権限の管理とSSO連携、専任のサポートが含まれます。
Enterprise Max
年額請求の場合、1シートあたり月額271ドル。月間15,000のComputerクレジット、より高度な推論モデル、より高い各種上限が含まれます。SCIM、監査ログ、データ保持設定、ロールベースのアクセス制御などは、カスタム価格の契約が必要です。
開発者向けのAPIは、これらの月額プランとは別の従量課金です。
Perplexityの使い方
- アクセス — 公式サイト(perplexity.ai)またはアプリを開きます。
- 質問を入力 — 調べたいことを日本語で入力します。
- 出典を確認 — 回答に付いた引用元を開き、内容の根拠を確かめます。
- 深掘りする — 追加の質問を重ねるか、深い研究でより多くの情報源を調べます。
- 成果物にまとめる — 有料プランでは、Computerでレポートや資料の作成まで進めます。
Perplexityの活用例
- 最新情報の調査 — ニュースや新しいサービスの情報を出典付きで確認する
- 市場・競合調査 — 深い研究で複数の情報源を横断して整理する
- ファクトチェック — 引用元をたどって一次情報を確認する
- 比較検討 — 商品やサービスの違いを調べる
- レポート作成 — 調査結果を資料や表にまとめる
- 業務の自動化 — Computerで複数のツールをまたぐ作業を実行する
Perplexityのメリット
- すべての回答に出典が表示され、根拠を確認しやすい
- 無料でも出典付きの検索を利用できる
- 複数社のAIモデルを1つのサービスから使える
- 調査から成果物の作成までを1つのサービスで進められる
- 開発者向けのAPIが用意されている
Perplexityの注意点
- 出典が付いていても、回答内容が必ず正しいとは限らない
- 無料プランは多くの機能が「制限あり」で、モデルの選択はPro以上が必要
- 個人向けの利用規約は、サービスの利用を個人の非営利目的に限ると定めている
- 料金は米ドル建てで、Maxは月額200ドルと高額
- 機能やプラン構成の変更が多い
どんな人におすすめ?
- 出典を確認しながら調べ物をしたい人
- 市場調査や競合調査を効率化したいマーケター・企画担当者
- 最新情報を頻繁に調べるライター・編集者・研究者
- 複数のAIモデルを使い分けたい人
逆に、出典や検索を必要としない雑談が中心の人や、画像・動画生成だけを専門的に行いたい人には不向きです。
FAQ
Q. Perplexityは無料で使えますか?
A. はい。無料プランで出典付きの検索と基本的なAIモデルを利用できます。ウェブからの回答取得やファイルのアップロードには制限があり、モデルの選択や深い研究を本格的に使うにはPro(月額20ドル)以上が必要です。
Q. ProとMaxは何が違いますか?
A. Max(月額200ドル)は負荷の高い継続的な作業向けのプランです。公式サイトによると、Proのすべての機能に加え、深い研究、アセット生成、ファイルのアップロードの上限が引き上げられ、動画作成数の増加とModel Councilの実行が含まれます。
Q. 商用利用はできますか?
A. 個人向けの利用規約では、サービスの利用は個人の非営利目的に限ると定められています。業務で利用する場合は、別の規約が適用されるEnterpriseプランまたはAPIが用意されています。
Q. 入力したデータは学習に使われますか?
A. Enterprise ProとEnterprise Maxは、AIモデルの学習に顧客データを使用しないとされています。個人向けプランの取り扱いは、公式のプライバシーポリシーで確認してください。
Q. APIはありますか?
A. あります。Web検索と組み合わせた回答を返すSonarのモデル群、検索結果を取得するSearch API、Embeddingsなどが提供されており、月額プランとは別の従量課金です。



