OmochiXを検索

Esc で閉じる

Anysphere, Inc.

Cursor

VS Codeをベースに、コードベース全体を理解するAIチャット・自動補完・複数ファイル編集(Agentモード)を一つのエディターで行える開発者向けAIコーディングツール。

編集部評価
4.8 / 5.0
料金
無料プランあり
日本語
一部日本語対応
提供状況
提供中

最終更新 · 編集:OmochiX · 情報確認日

公式サイトで確認する(外部サイトを新しいタブで開きます)
Cursorのイメージ
Cursorの概要情報

クイックサマリー

料金
無料プランあり
無料プラン
あり
日本語対応
一部日本語対応
API
対応
商用利用
対応
対応環境
macOS、Windows、Linux
提供状況
提供中
情報確認日
目次
  1. Cursorとは?
  2. Cursorでできること
  3. 日本語で使える?
  4. Cursorの料金
  5. Cursorの使い方
  6. Cursorの活用例
  7. Cursorのメリット
  8. Cursorの注意点
  9. どんな人におすすめ?
  10. FAQ

Cursorとは?

Cursorは、Anysphere, Inc.が開発するAIコードエディターです。Microsoftの「Visual Studio Code」をベースに構築されており、既存の拡張機能や設定、キーバインドをそのまま引き継ぎながら、コードベース全体を理解するAIチャットや自律的なコード編集機能を利用できます。エディター単体の補完ツールではなく、複数ファイルにまたがる実装やクラウド上でのタスク実行まで対応する、開発ワークフロー全体を支援するツールとして位置づけられています。

Cursorでできること

Cursorの中心機能は、コードベース全体の文脈を踏まえて質問に答えるAIチャット、次に書くコードを予測して複数行をまとめて提案するTab(コード補完)、選択範囲を指示だけで書き換えるインライン編集(Cmd/Ctrl+K)、そして複数ファイルにまたがる実装・修正を自律的に進めるAgentモードです。さらに、長時間かかるタスクをクラウドの仮想マシン上で実行するBackground Agent、GitHubのプルリクエストを自動レビューするBugbot、外部イベントをトリガーにエージェントを起動するAutomationsなど、エディターの外側で動く自動化機能も用意されています。モデルはAnthropic(Claude系)、OpenAI(GPT系)、Google(Gemini系)のほか、Grok系、Cursor製のComposerなど複数の選択肢があり、用途に応じて切り替えて使う設計です。

日本語で使える?

公式サイト(cursor.com)や料金ページは日本語表示に対応しています。エディター本体も、AIチャットやAgentモードへ日本語でプロンプトを入力できますが、エディターのUI(設定画面、アカウント画面、Agent/Chat/Composerの操作パネルなど)はCursor独自部分については英語表記のままです。VS Code本体部分についてはマーケットプレイスの日本語言語パック拡張機能を導入し、コマンドパレットから表示言語を切り替えることで一部翻訳できますが、Cursorが追加した機能のUIは対象外です。公式フォーラムでも日本語を含む多言語UI対応は要望として挙がっているものの、2026年9月時点で提供時期は明言されていません。そのため、日本語対応は「部分的」(入力・出力の日本語は可能、UIは英語中心)と理解しておくのが実態に近いといえます。

Cursorの料金

個人向けにはHobby(無料)、Pro、Pro+、Ultraの4段階、チーム向けにはTeams(Standard/Premium)、組織向けにはEnterpriseが用意されています(2026年10月1日、cursor.com/pricingで確認。米ドル建て)。年払いを選ぶと月あたりの金額が下がります。

各プラン

  • Hobby:無料。クレジットカード登録不要。Agentの利用回数やTab補完に制限があり、お試し・学習用途向け。
  • Pro:月額20ドル。Agent利用の上限が拡張され、フロンティアモデルへのアクセスやMCP・スキル・フック、クラウドエージェントなどが利用可能。
  • Pro+:月額60ドル(年払いは月額48ドル)。Proの3倍のAgent利用上限が付与され、Agentを日常的に使う開発者向け。
  • Ultra:月額200ドル(年払いは月額160ドル)。Proの20倍のAgent利用上限と、新機能への優先アクセスが付与される。
  • Teams Standard:1ユーザーあたり月額40ドル。一元請求と管理、チーム共有のクラウドエージェント、Bugbotによるコードレビュー、使用状況分析、チーム全体のプライバシーモード、SAML/OIDC SSOを含む。
  • Teams Premium:1ユーザーあたり月額120ドル(年払いは月額96ドル)。Standardの5倍のAgent利用上限。
  • Enterprise:要問い合わせのカスタム価格。プール利用枠、請求書/PO対応、SCIMによる座席管理、リポジトリ・モデルのアクセス制御、監査ログなどを含む。

有料プランには一定量の利用枠が含まれ、それを使い切った後もオンデマンド利用として使い続けられます(超過分は後払いの従量課金)。プラン内容や価格は変更されることがあるため、契約前に公式サイトの最新表示を確認することを推奨します。

Cursorの使い方

  1. cursor.com/downloadから、利用しているOS(macOS/Windows/Linux)に対応したインストーラーをダウンロードする。
  2. インストール後にCursorを起動し、アカウントを作成またはログインする。
  3. VS Codeからの移行者は、設定・拡張機能・キーバインドのインポートを選択できる(案内が表示される場合がある)。
  4. プロジェクトフォルダーを開き、右側または下部のAIチャットパネルからコードベースに関する質問を入力する。
  5. Cmd/Ctrl+Kで選択範囲を指示だけで書き換える、またはAgentモードで複数ファイルにまたがる実装を依頼する。
  6. 利用するAIモデル(Claude、GPT、Gemini、Composerなど)を設定から選択・切り替える。
  7. 必要に応じてBackground AgentやBugbot、MCP連携などの自動化機能を有効化する。

Cursorの活用例

Cursorは、既存コードベースの仕様把握、複数ファイルにまたがる機能追加やリファクタリング、バグの原因調査と修正、プルリクエストのレビュー支援、定型的な保守タスクのクラウド自動化など、幅広い開発工程で利用されています。特にAgentモードやBackground Agentは、指示内容を明確に与えることで、実装からテスト実行までの一連の作業をある程度自律的に進められる点が特徴です。

Cursorのメリット

  • 既存コードベースを踏まえた提案の精度が高く、大規模なコードでも文脈を保ったやり取りがしやすい。
  • VS Codeの拡張機能・設定資産をそのまま利用できるため、移行コストが低い。
  • 無料のHobbyプランで基本機能を試用できる。
  • Claude・GPT・Geminiなど複数の最先端モデルを1つのエディター内で使い分けられる。
  • Background AgentやAutomationsにより、定型タスクをクラウド上で自動化できる。

Cursorの注意点

  • 本格的に使い込むほど有料プランが前提になりやすく、上位プラン(Ultra)は月額200ドルに達する。
  • UIは日本語に完全対応しておらず、Cursor独自部分は英語表記が中心となる。
  • Pro以上のプランは利用量に応じた従量課金(クレジット消費)を伴うため、利用量が多いとコストの見通しが立てにくい場合がある。

どんな人におすすめ?

既にVS Codeで開発しており、設定や拡張機能を引き継いだままAI機能を追加したいエンジニアや、複数のAIモデルを比較・使い分けたい開発者、コードレビューや定型作業の自動化を試したいチームに向いています。一方で、日本語UIを必須とする人や、無料の範囲で高頻度のAgent利用を続けたい人には制約が大きく感じられる可能性があります。

FAQ

Q. Cursorは無料で使えますか。

A. Hobbyプランであればクレジットカード登録なしで利用を開始できますが、Agentの利用回数やTab補完には制限があります。継続的に本格利用する場合はPro以降の有料プランが前提になりやすいです。

Q. VS Codeの拡張機能はそのまま使えますか。

A. CursorはVS Codeをベースにしているため、多くの拡張機能や設定、キーバインドを引き継いで利用できます。

Q. 商用利用はできますか。

A. 公式の利用規約上、ユーザーはCursorで生成したコードの権利を保持し、プラン種別による商用利用の制限は明記されていません。ただし、Cursor自体を第三者に再販する行為や、出力を競合モデルの学習に利用する行為などは禁止されています。詳細は利用前に公式のTerms of Serviceを確認してください。

Q. APIやSDKは提供されていますか。

A. Cursor SDK(TypeScript/Python)とCloud Agents APIが公式に提供されており、Cursorのエージェント機能を外部のコードから呼び出すことができます。エンドユーザー向けの汎用チャットAPIというより、開発者がCursorのエージェント基盤を自分のシステムに組み込むための機能です。

WHAT IT DOES

Cursorでできること

Agentモード

複数ファイルにまたがる実装・修正をAIが自律的に実行

Tab(コード補完)

次の編集内容を予測し複数行をまとめて提案

AIチャット

コードベース全体の文脈を踏まえた質問応答・コード生成

インライン編集(Cmd/Ctrl+K)

選択範囲を指示だけで直接書き換え

複数AIモデル選択

Claude・GPT・Gemini・Grok・Cursor製Composerなどを切り替え可能

Background Agent

長時間タスクをクラウドVM上で自律実行

Bugbot

GitHub上のプルリクエストを自動レビューし品質課題を指摘

MCP対応

Model Context Protocolで外部ツール・データソースと連携

AT A GLANCE

選ぶ前に知っておきたいこと

主な特徴

  • Agentモード:複数ファイルにまたがる実装・修正をAIが自律的に実行
  • Tab(コード補完):次の編集内容を予測し複数行をまとめて提案
  • AIチャット:コードベース全体の文脈を踏まえた質問応答・コード生成
  • インライン編集(Cmd/Ctrl+K):選択範囲を指示だけで直接書き換え
  • 複数AIモデル選択:Claude・GPT・Gemini・Grok・Cursor製Composerなどを切り替え可能
  • Background Agent:長時間タスクをクラウドVM上で自律実行
  • Bugbot:GitHub上のプルリクエストを自動レビューし品質課題を指摘
  • MCP対応:Model Context Protocolで外部ツール・データソースと連携

得意なこと

  • VS Codeとの高い互換性により既存の開発環境からの移行コストが低い
  • Agent・Background Agent・Automationsなど自律型AI機能の幅が広い
  • 複数のフロンティアモデルを比較しながら使える柔軟性

メリット

  • 既存コードベースを踏まえた提案精度が高い
  • VS Codeの拡張機能・設定資産をそのまま利用できる
  • 無料のHobbyプランで試用できる
  • Claude・GPT・Geminiなど複数の最先端モデルを1つのエディターで使い分けられる
  • Background AgentやAutomationsにより定型タスクをクラウド上で自動化できる

苦手なこと・制限

  • 日本語UIが未整備で英語表記に慣れる必要がある
  • 料金体系がクレジット消費ベースで分かりにくい
  • SSO/SCIMなどチーム管理機能はTeams/Enterpriseプラン以降

デメリット

  • 本格利用は有料プラン(Pro以降)が前提になりやすく、上位プランは月額200ドルに達する
  • エディターのUIは日本語に完全対応していない(VS Code部分は言語パックで一部翻訳可、Cursor独自UIは英語)
  • 利用量に応じた従量課金(クレジット消費)があり、コストの見通しが立てにくい場合がある

向いていない人

  • 完全な日本語UIを必須とするユーザー
  • IDE操作に不慣れで学習コストをかけたくない人
  • 無料の範囲で高頻度のAgent利用をしたい人(Hobbyプランは利用制限あり)

USE CASES

おすすめの使い方

コードベース全体を踏まえた質問応答
複数ファイルにまたがる実装・リファクタリング
コード補完・入力支援
プルリクエストの自動レビュー(Bugbot)
定型タスクのクラウド自動化(Background Agent/Automations)
バグ修正・デバッグ支援

MORE DETAILS

詳細情報

対応モデル

  • Composer 2.5
  • Claude Opus 5.5
  • Claude Sonnet 5.5
  • GPT-5.6 Sol
  • Gemini 3.8 Flash
  • Gemini 3.1 Pro
  • Grok 4.7
  • Kimi K3

連携サービス

  • GitHub
  • Slack
  • MCP
  • VS Code拡張機能

料金詳細

個人向けはHobby(無料、クレジットカード不要、Agentリクエストは制限付き)、Pro(月額20ドル)、Pro+(月額60ドル、年払いは月額48ドル。Proの3倍のAgent利用上限)、Ultra(月額200ドル、年払いは月額160ドル。Proの20倍のAgent利用上限)。チーム向けはTeams Standard(1ユーザーあたり月額40ドル)とTeams Premium(1ユーザーあたり月額120ドル、年払いは月額96ドル。Standardの5倍のAgent利用上限)、Enterpriseはカスタム価格。有料プランに含まれる利用枠を超えた分は、オンデマンド利用として後払いの従量課金になる。Bugbotは個人向けプランでは従量課金で利用する。(2026年10月1日、cursor.com/pricingで確認。米ドル建て。Pro+とUltraの月払い価格は公式フォーラムの記載と年払い価格から確認)

API / SDK / 開発者向け情報

Cursor SDK(TypeScript: npm install @cursor/sdk、Python: pip install cursor-sdk)を公式提供。Cursor IDE/CLI/Web版と同じランタイム・モデルをコードから呼び出し、エージェントをローカルまたはCursorのクラウドVM上で実行できる。Cloud Agents API(v1)はSSEストリーミング・再接続・ライフサイクル管理(archive/unarchive/delete)に対応。課金はトークン消費ベースの従量制で、紐づくアカウントのプラン・利用枠の範囲で消費される。エンドユーザー向けの汎用チャットAPIではなく、Cursor自身のエージェント機能を外部システムに組み込むための開発者向けSDKという位置づけ。

セキュリティ / データ利用

AIUC-1、ISO/IEC 27001:2022、ISO/IEC 42001:2023の認証を取得し、SOC 2 Type IIのアテステーションも保有(証明書・レポートはtrust.cursor.comで申請により入手可能)。Privacy Modeを有効にすると、コードやチャット内容をモデル学習に利用しない。中国にインフラを置かず、中国拠点のサブプロセッサーも利用しない方針を明示。Enterprise向けにSSO/SCIM、監査ログ、CMEKによる暗号化、MDM配布などを提供し、年1回以上の第三者ペネトレーションテストを実施している。

注意点

Cursorは価格・モデルのラインナップが頻繁に変わる製品で、対応モデルは本ページ記載のもの以外にも多数ある(公式ドキュメントのモデル一覧を参照)。公式サイトと料金ページは日本語で表示できるが、エディター本体のうちCursor独自のUIは英語表記が中心。契約前にcursor.com/pricingで最新の料金と利用枠を確認することを推奨する。

OMOCHIX EDITORIAL RATING

OmochiX編集部評価

4.8/ 5.0

OMOCHIX VIEW

OmochiX編集部の見解

CursorはVS Codeをベースにしたエディター型AIコーディングツールで、補完中心のツールとClaude Codeのようなエージェント中心のツールの中間に位置すると言える。最大の強みは、既存のVS Code資産をほぼそのまま引き継げる移行のしやすさと、Claude・GPT・Geminiなど複数モデルを1つのエディター内で使い分けられる柔軟性にある。Background AgentやAutomationsによる自律実行機能も充実してきており、日常的な開発タスクの自動化を試したい層と相性が良い。一方で日本語UIは未整備で、本格運用には月額20〜200ドルの有料プランが前提になりやすい点は考慮しておきたい。

※ 公式情報ではなく、OmochiX編集部独自の見解です。