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Notion Labs

Notion AI

Notionに組み込まれたAI機能群。Notion Agentがワークスペースや接続アプリの情報を使って検索・文書やデータベースの作成まで行い、AI Meeting NotesやCustom Agentsで会議の記録や定型業務の自動化もできる。

編集部評価
4.6 / 5.0
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仕事効率化 文章生成 Web検索チーム利用文章作成 AndroidiOSmacOS

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Notion AIの概要情報

クイックサマリー

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なし
日本語対応
日本語対応
API
一部対応
商用利用
対応
対応環境
Web、Windows、macOS、iOS、Android
提供状況
提供中
情報確認日
目次
  1. Notion AIとは?
  2. いまのNotion AIの全体像
  3. Notion Agent
  4. Custom Agents
  5. Enterprise SearchとAI Connectors
  6. Research Mode
  7. AI Meeting Notes
  8. ページ内のAIとデータベースのAI
  9. Skills
  10. Free・Plusで無料で試せる範囲
  11. Notion AIの料金
  12. Notion creditsと利用枠の仕組み
  13. 使えるAIモデル
  14. 日本語対応
  15. API・SDK・MCP
  16. 商用利用
  17. データの扱いとプライバシー
  18. セキュリティ
  19. 対応デバイス
  20. メリットと注意点
  21. ChatGPT・Microsoft Copilot・NotebookLMとの違い
  22. どんな人におすすめ?
  23. Notion AIの使い方
  24. FAQ

Notion AIとは?

Notion AIは、ドキュメント・データベース・プロジェクト管理ツールのNotionに組み込まれたAI機能の総称です。以前は「文章の作成や要約を手伝うAI」という位置づけでしたが、現在はワークスペースの情報や接続した外部サービスの情報を使い、検索、文書やデータベースの作成、会議の記録、定型業務の自動実行までを担う機能群になっています。Notion AIをすべて使えるのはBusinessプランとEnterpriseプランで、FreeプランとPlusプランでは回数限定で試せます。

いまのNotion AIの全体像

  • Notion Agent:チャットで依頼すると、ページやデータベースの作成・編集まで行う中心的なAI。
  • Custom Agents:スケジュールやイベントをきっかけに、裏側で定型業務を自動で実行するエージェント。
  • Enterprise Search:ワークスペースと接続アプリ、Webを横断して検索し、出典付きで答える機能。
  • Research Mode:複雑な問いについて詳しいレポートを作る機能(ベータ)。
  • AI Meeting Notes:会議を文字起こしし、要約する機能。
  • ページ内のAI、データベースのAI、Skills(AIの手順をチームで共有する仕組み)。

Notion Agent

Notion Agentは、現在のNotion AIの中心です。単に質問に答えるチャットボットではなく、ワークスペースのページやデータベース、接続したアプリ、Webの情報を使いながら、複数のステップからなる作業を最初から最後まで進めます。ページやデータベース、グラフの作成と編集、ページの翻訳、アップロードしたファイルの読み込み、スプレッドシート・PDF・スライドなどのファイル生成に対応しています。実行前に計画を確認したり、変更を直接加えずに修正案として提案させたりもできます。名前や指示(instructions)、Skillsを設定して、自分の働き方に合わせて調整できます。

Custom Agents

Custom Agentsは、Notion Agentとは別の、チームで共有する自動化用のエージェントです。指示を一度設定しておくと、毎日・毎週などのスケジュールや、データベースの更新、Slackのメッセージ、会議メモの要約完了といったトリガーで、裏側で自動的に動きます。週次レポートの作成、フィードバックの振り分け、議事録をもとにしたタスクの登録などに使えます。Custom Agentsがアクセスできるのは、明示的に共有したページやデータベース、アプリだけです。ほかのCustom Agentsをサブエージェントとして呼び出すこともできます。BusinessまたはEnterpriseプランが必要で、実行のたびにNotion creditsを消費します。公式の料金ページでは「無料でお試しいただけます。その後は月額1,000 Notionクレジットあたり$10」と案内されています。

Enterprise SearchとAI Connectors

Enterprise Searchは、Notionのワークスペース、AI Connectorsで接続したアプリ、Webをまとめて検索し、出典付きで答える機能です。BusinessとEnterpriseで使え、料金ページではベータと表示されています。検索範囲を特定のアプリやページに絞ることもできます。

AI Connectorsは、外部サービスの情報をNotion AIから参照するための仕組みで、BusinessまたはEnterpriseプランが必要です。公式ヘルプでは、Slack、Microsoft Teams、Google Drive、Microsoft SharePoint・OneDrive、Jira(ベータ)、GitHub、Linear、Gmail、Microsoft Outlook、Google Calendarが案内されています。Slackでは、検索だけでなくメッセージの投稿や返信もできます。設定にはワークスペースのオーナー権限と接続先アプリの管理者権限が必要で、取り込みには最大36時間かかります。なお、個人のGmailのコネクターはすべてのプランで無料で接続できます。

Research Mode

Research Modeは、ワークスペース、接続したアプリ、Webの最新情報を使い、深い推論で詳しいレポートを作る機能です。プロジェクトの分析や仮説の検証のような、答えが一つに決まらない問いに向いています。現在はベータで、BusinessとEnterpriseで利用でき、FreeとPlusでは回数限定で試せます。

AI Meeting Notes

AI Meeting Notesは、会議を文字起こしして要約する機能です。会議にボットを参加させる必要はなく、Notionのデスクトップアプリ、ブラウザ、モバイルアプリから使えます。録音済みの音声ファイル(AAC、M4A、MP3、WAV)をアップロードして文字起こしすることもできます。要約からは、文字起こしの該当箇所を引用として確認できます。デスクトップアプリはシステム音声とマイクの両方を取り込めるため、オンライン会議に向いています。ブラウザとモバイルではマイクの音声しか取り込めません。録音の前には、参加者全員に記録することを伝え、同意を得る必要があります。BusinessとEnterpriseで使え、FreeとPlusでは回数限定で試せます。

ページ内のAIとデータベースのAI

ページ内では、文章を選んでNotion AIを呼び出すと、要約、翻訳、文法の修正、文章の長さやトーンの調整、アウトラインやメールの下書き作成などができます。AIの提案は、採用するか、破棄するか、作り直すかを選べます。「AI Block」を使うと、指定したページや接続アプリの情報をもとに、更新できる要約などをページに置いておけます。

データベースでは、ビューやプロパティ、ほかのデータベースとのリレーションを含むデータベースの作成、各ページの要約やキーワードを自動で埋める自動入力(Autofill)、数式の作成・修正をNotion AIに任せられます。画像の生成・編集にも対応していますが、現在はベータで、1人あたり24時間に10回、30日間に30回までの上限があります。

Skills

Skillsは、AIに任せる作業の手順をチームで共有する仕組みです。月次レポートを決まった形式で作る、提案書を社内の基準でレビューするといった「うまいAIの使い方」をスキルとして保存し、Notion Agentのチャットから呼び出せます。スキルはSKILL.md形式でダウンロードでき、Claude Code、Codex、Cursorなど、ほかのAIエージェントでも使えます。

Free・Plusで無料で試せる範囲

FreeプランとPlusプランでも、Notion AIは回数限定で試せます。料金ページでは、Notion Agent、AI Meeting Notes、Research Modeが「制限あり」と表示されています。ただし、Enterprise SearchとCustom Agentsは含まれず、AI Connectors(個人のGmailを除く)もBusiness以上が必要です。無料で試せるAIの回数は公開されていません。使い切ると、AI機能を続けて使うにはBusinessまたはEnterpriseへのアップグレードが必要だと案内されます。継続して使える無料枠ではないため、OmochiXでは「無料プランあり」とは扱っていません。

Notion AIの料金

2026年10月5日にNotion公式の料金ページで確認した価格です。いずれも1メンバーあたりの月額で、年払いは年額を月あたりに換算した表示です。

  • Free:0ドル/0円(Notion AIは回数限定のお試しのみ)。
  • Plus:年払いは月10ドル/1,650円、月払いは月12ドル/2,000円(Notion AIは回数限定のお試しのみ)。
  • Business:年払いは月20ドル/3,150円、月払いは月24ドル/3,800円(Notion AIの各機能を利用可能)。
  • Enterprise:要問い合わせ(Businessの内容に加え、LLMの提供元でのゼロデータ保持、SCIM、監査ログなど)。

日本円の価格には、該当する場合は日本の消費税が別途かかると表示されています。Custom Agentsなどで使うNotion creditsは別料金です。

Notion creditsと利用枠の仕組み

BusinessとEnterpriseには、Notion AIの利用枠が含まれています。個人で使うNotion Agentなどが対象で、6時間ごとの枠と、毎月の請求サイクルごとの枠の2つで管理されます。上限に達すると一部の機能が一時的に止まり、6時間の枠は自動で回復します。枠の具体的な量は公開されていません。AI Meeting Notesは利用枠の対象外です。

Notion creditsは、BusinessとEnterprise向けの追加購入型のクレジットで、ワークスペースで共有されます。次のような場面で使います。

  • Custom Agentsの実行。
  • プレミアムモデルの利用(利用枠とは別に、使うたびにクレジットを消費)。
  • 利用枠を超えた後のNotion AIの利用(管理者が許可している場合)。
  • 開発者向けのWorkers(ベータ)。

クレジットの価格は、月払いのプランで買う月間クレジットが1,000クレジットあたり10ドル(毎月リセット、繰り越しなし)、年払いのプランで買う年間クレジットが1,000クレジットあたり13ドル(契約更新時に失効)です。1回の実行で使うクレジットは、読み込む量、実行するステップ数、使うモデルによって変わります。

使えるAIモデル

Notion AIは、Notionが運用するモデルと、AnthropicやOpenAIなどが提供するモデルを組み合わせて動いています。Notion AgentやEnterprise Search、Custom Agentsでは、使うモデルを自分で選べます。既定は「Auto」で、Notionが作業ごとにモデルを選びます。公式ヘルプでは、AnthropicのClaude、OpenAIの最新のGPT、Google Gemini、xAI Grokなどが選べると案内されています。プレミアムモデルはワークスペースの管理者が有効にしてから使え、使うたびにNotion creditsを消費します。管理者は、Notion AgentとCustom Agentsで使えるモデルをそれぞれ制限できます。モデルのラインナップは頻繁に変わります。

日本語対応

Notionは画面表示を日本語に切り替えられ、ヘルプセンターや料金ページにも日本語版があります。Notion AIの出力は、Notion側で適切な形式と言語に整えて表示されると説明されています。AI Meeting Notesは、英語、中国語、韓国語などを含む16言語の文字起こしに対応しており、日本語も含まれます。ただし、文字起こしで話者を区別する機能(話者ラベル)は英語のみの対応です。すべての機能が日本語で同じように動くわけではない点は覚えておきましょう。

API・SDK・MCP

通常のNotion API(REST API)は、ページやデータベース、コメントなどを読み書きするためのもので、Notion AIの文章生成を呼び出すAPIではありません。AIに関わる開発者向けの仕組みは、次のように分かれています。

  • Notion Agent APIs:Custom Agentsとの会話や、状態・クレジット上限の管理を行うAPI(パブリックベータ)。
  • Agent SDK:アプリからCustom Agentsを呼び出し、結果を受け取るためのSDK(パブリックベータ、BusinessとEnterprise)。
  • 会議メモ作成API:音声・動画ファイルからAI Meeting Notesを作成する。AI Meeting Notesを使えるユーザーが必要。
  • Notion MCP:Notionが提供するMCPサーバー。Claude Code、Cursor、CodexなどのAIツールから、権限の範囲でNotionの内容を読み書きできる。

汎用的な文章生成のAPIは提供されていないため、OmochiXではAPI対応を「一部対応」としています。Claude CodeとNotion MCPの組み合わせは、Claude Code × Notion MCPの使い方で詳しく解説しています。

商用利用

Notion AIの補足規約では、Notion AIに入力した内容(Input)と生成された出力(Output)は利用者のデータとして扱われ、Notionは所有権を主張しないとされています。業務で作成した文書やデータベースに、AIの出力を使うこと自体は想定されています。ただし、次の点に注意が必要です。

  • 出力は一意ではなく、Notionや第三者への出力と同じ、または似たものになる場合がある。
  • Notionは出力の正確性や結果を保証しない。事実に関わる内容は、利用者が自分で確認する必要がある。
  • 入力と出力が法令や第三者の権利を侵害しないようにする責任は、利用者にある。
  • Notionと競合する大規模モデルの開発、AIの出力を人間だけが作ったと誤解させること、スパムや選挙運動用のコンテンツ作成は禁止されている。
  • Custom Agentsなどの自動実行の結果と、クレジットの消費は利用者の責任。

データの扱いとプライバシー

Notionによると、NotionとAIの提供元(サブプロセッサー)は、初期設定で利用者のデータをモデルの学習に使いません。例外は、利用者が出力に評価(高評価・低評価)を付けてフィードバックを送った場合と、設定で許可した場合です。Notion AIは既存の権限を守り、利用者が見られない情報は回答に使いません。

LLMの提供元でのデータ保持は、プランによって違います。Enterpriseはゼロデータ保持(提供元にデータを保存しない)、それ以外のプランは提供元で最長30日保持されてから削除されます。一部の機能でデータを保持するLLMが必要な場合は、管理者が設定でオンにしない限り使われません。また、ベータのClaude agentsはゼロデータ保持の対象外です。Notion側では、削除したページは30日間復元でき、その後は消去されます。検索用の埋め込みデータは、ページやワークスペースの削除から60日以内に削除されます。

セキュリティ

Notion AIは、NotionのSOC 2 Type 2の報告書とISO 27001認証の対象範囲に含まれています。公式には、ゼロデータ保持のAPIを使うことでHIPAAに対応した利用ができると説明されていますが、利用条件は公式情報で確認が必要です。プランごとの主な管理機能は次のとおりです。

  • Business:SAMLによるシングルサインオン、プライベートなチームスペース、データベースの行単位の権限。
  • Enterprise:SCIMによるユーザー管理、監査ログ(Custom Agentsの設定変更も記録)、DLP・SIEM連携、高度なセキュリティ管理。
  • 全プラン:AIのWeb検索の有効化や、Web閲覧前の確認の設定。

対応デバイス

Notionは、Webブラウザ、Windows、macOS、iOS、Androidで使えます。AI Meeting Notesはデスクトップアプリが最も多くの音声を取り込めます。Custom Agentsの作成・編集はデスクトップかWebで行います。これとは別に、iPhone向けの「Notion Agents」アプリ(iOS 26以降)もあり、Notion AIとのチャットやページの編集、Custom Agentsとの会話に特化しています。iPadとAndroidには対応していません。

メリットと注意点

メリットは、すでにNotionにある文書やデータベースを文脈として使えることです。AIの答えを確認して終わりではなく、そのままページやデータベースに反映し、Custom Agentsで定型業務まで自動化できます。権限を守り、初期設定で学習にデータを使わない方針も、業務で使ううえでの安心材料です。

注意点は、AIをフルに使うにはBusiness以上が必要で、Custom Agentsやプレミアムモデルの費用がクレジット単位で変動することです。利用枠の具体的な量は公開されておらず、Enterprise Search、Research Mode、画像生成など、ベータの機能も多くあります。Notionを普段使っていない場合は、価値を感じにくいでしょう。

ChatGPT・Microsoft Copilot・NotebookLMとの違い

ChatGPTは、さまざまな用途に使える汎用のAIアシスタントです。Notion AIは、Notionのワークスペースにある情報を文脈にして、結果をそのままページやデータベースに反映できる点が違います。

Microsoft Copilotは、WordやExcel、Teamsなど、Microsoftの製品と組み合わせて使うことが前提です。普段の業務がMicrosoft 365中心ならCopilot、Notionで情報やタスクを管理しているならNotion AIが自然な選択肢になります。

NotebookLMは、自分で集めた資料をもとに調べものや要約を行うノート型のAIです。資料の理解や学習にはNotebookLM、チームの情報をもとに文書作成やタスク管理まで進めたいならNotion AIが向いています。

どんな人におすすめ?

チームの文書、プロジェクト、ナレッジをNotionで管理している組織に向いています。議事録の作成、週次レポート、社内の問い合わせへの回答など、Notionの情報を使う定型業務をAIで減らしたい場合に効果を感じやすいでしょう。AIを仕事に取り入れる全体像は、AIで仕事を効率化する方法も参考にしてください。一方、Notionを使っていない人や、AIを無料の範囲だけで使い続けたい人には向きません。

Notion AIの使い方

  1. Notionのアカウントを作り、ワークスペースを用意する(FreeやPlusでもAIを回数限定で試せる)。
  2. 本格的に使う場合は、ワークスペースをBusiness以上にする。
  3. 画面右下のNotion AIやサイドバーからNotion Agentを開き、やりたいこと(例:このプロジェクトの進捗をまとめたページを作って)を依頼する。
  4. Slackなどの情報も使いたい場合は、ワークスペースのオーナーが「設定」の「Notion AI」でAI Connectorsを設定する。
  5. 会議の記録は、デスクトップアプリでページに「/meet」と入力してAI Meeting Notesを始める。
  6. 繰り返す作業は、サイドバーの「エージェント」からCustom Agentsを作り、トリガーを設定する。

FAQ

Q. Notion AIは無料で使えますか。

A. FreeプランとPlusプランでも、回数限定で試せます。回数は公開されておらず、使い切ると、続けて使うにはBusiness以上へのアップグレードが必要です。

Q. Notion AgentとCustom Agentsの違いは何ですか。

A. Notion Agentは、チャットで依頼した作業をその場で行う個人用のAIです。Custom Agentsは、スケジュールやトリガーで裏側で自動的に動くチーム用のエージェントで、Notion creditsを消費します。

Q. Business以上ならAIを無制限に使えますか。

A. 無制限ではありません。6時間ごとと毎月の利用枠があり、超えると一部の機能が一時的に止まります。プレミアムモデルやCustom Agentsは、別途Notion creditsが必要です。

Q. Notion AIは日本語で使えますか。

A. 画面やヘルプは日本語に対応し、AI Meeting Notesも日本語の文字起こしに対応しています。ただし、話者ラベルは英語のみです。

Q. 入力したデータはAIの学習に使われますか。

A. 初期設定では使われません。フィードバックを送った場合や、設定で許可した場合は例外です。Enterprise以外のプランでは、LLMの提供元で最長30日間データが保持されます。

Q. Notion AIをAPIから使えますか。

A. 汎用の文章生成APIはありません。Custom Agentsを呼び出すAPIやSDK(パブリックベータ)、会議メモ作成API、Notion MCPが提供されています。

WHAT IT DOES

Notion AIでできること

Notion Agent

ワークスペースと接続アプリの情報を使い、ページやデータベースの作成・編集まで行う

Custom Agents

スケジュールやトリガーで定型業務を自動実行(Business以上、Notion creditsを消費)

Enterprise Search

ワークスペース・接続アプリ・Webを横断して出典付きで回答(Business以上、ベータ表記)

AI Connectors

Slack、Google Drive、Microsoft Teams、GitHubなどの情報を参照

Research Mode

深い推論で詳しいレポートを作成(ベータ)

AI Meeting Notes

ボット不要の会議の文字起こしと要約、音声ファイルのアップロードにも対応

ページ内のAI

要約・翻訳・書き直し、AI Blockによる更新できる要約

データベースのAI

データベースの作成、自動入力(Autofill)、数式の作成

Skills

AIに任せる手順をチームで共有し、ほかのAIエージェントにも持ち出せる

モデルの選択

既定はAuto。管理者が使えるモデルを制御できる

AT A GLANCE

選ぶ前に知っておきたいこと

主な特徴

  • Notion Agent:ワークスペースと接続アプリの情報を使い、ページやデータベースの作成・編集まで行う
  • Custom Agents:スケジュールやトリガーで定型業務を自動実行(Business以上、Notion creditsを消費)
  • Enterprise Search:ワークスペース・接続アプリ・Webを横断して出典付きで回答(Business以上、ベータ表記)
  • AI Connectors:Slack、Google Drive、Microsoft Teams、GitHubなどの情報を参照
  • Research Mode:深い推論で詳しいレポートを作成(ベータ)
  • AI Meeting Notes:ボット不要の会議の文字起こしと要約、音声ファイルのアップロードにも対応
  • ページ内のAI:要約・翻訳・書き直し、AI Blockによる更新できる要約
  • データベースのAI:データベースの作成、自動入力(Autofill)、数式の作成
  • Skills:AIに任せる手順をチームで共有し、ほかのAIエージェントにも持ち出せる
  • モデルの選択:既定はAuto。管理者が使えるモデルを制御できる

得意なこと

  • ワークスペースの情報・接続アプリ・Webを横断した検索と作業
  • 個人用のNotion Agentとチーム用のCustom Agentsの使い分け
  • Enterpriseでのゼロデータ保持や監査ログなど、組織向けの管理機能

メリット

  • Notionの文書やデータベースを文脈にして作業できる
  • AIの結果をそのままページやデータベースに反映できる
  • Custom Agentsで定型業務を自動化できる
  • 既存の権限を守り、初期設定でデータを学習に使わない
  • 会議の文字起こしと要約をNotion内で完結できる

苦手なこと・制限

  • FreeとPlusは回数限定のお試しのみ
  • クレジットの消費量が作業内容やモデルで変わり、費用を見積もりにくい
  • AI Meeting Notesの話者ラベルは英語のみ

デメリット

  • AIをフルに使うにはBusiness以上が必要
  • Custom Agentsやプレミアムモデルはクレジットの費用がかかる
  • 利用枠の具体的な量が公開されていない
  • Enterprise SearchやResearch Modeなどベータの機能が多い
  • Notionを使っていない人には価値が小さい

向いていない人

  • Notionを普段使っていない人
  • AIを無料の範囲だけで継続して使いたい人
  • 汎用の文章生成APIを使ってアプリを開発したい人

USE CASES

おすすめの使い方

会議の文字起こし・要約とアクションアイテムの整理
プロジェクトの進捗をまとめたページの作成
社内ナレッジや接続アプリを横断した質問への回答
週次レポートやフィードバック振り分けの自動化
データベースの要約・キーワードの自動入力
業務マニュアルや引き継ぎ書の下書き作成

MORE DETAILS

詳細情報

対応モデル

  • Auto(Notionが作業ごとにモデルを選択)
  • AnthropicのClaude系モデル
  • OpenAIのGPT系モデル
  • Google Gemini
  • xAI Grok
  • プレミアムモデル(管理者が有効化し、Notion creditsを消費)

連携サービス

  • Slack
  • Microsoft Teams
  • Google Drive
  • Microsoft SharePoint・OneDrive
  • Jira(ベータ)
  • GitHub
  • Linear
  • Gmail
  • Microsoft Outlook
  • Google Calendar
  • Notion MCP

料金詳細

2026年10月5日にNotion公式の料金ページで確認。1メンバーあたりの月額:Free 0ドル/0円、Plus 年払い10ドル/1,650円・月払い12ドル/2,000円、Business 年払い20ドル/3,150円・月払い24ドル/3,800円、Enterpriseは要問い合わせ。日本円は該当する場合に消費税が別途かかる。Notion AIの各機能はBusinessとEnterpriseで利用でき、FreeとPlusは回数限定のお試し(回数は非公開)。BusinessとEnterpriseには6時間ごとと毎月の利用枠があり、具体的な量は非公開。Custom Agents、プレミアムモデル、利用枠を超えた分にはNotion creditsが必要で、月間クレジットは1,000クレジットあたり10ドル、年間クレジットは1,000クレジットあたり13ドル。

API / SDK / 開発者向け情報

通常のNotion API(REST API)はページやデータベースの読み書き用で、Notion AIの文章生成を呼び出すAPIではない。AI関連では、Custom Agentsとの会話や管理を行うNotion Agent APIs(パブリックベータ)、Agent SDK(パブリックベータ、BusinessとEnterprise)、音声・動画からAI Meeting Notesを作る会議メモ作成API、Notion MCP(NotionがホストするMCPサーバー)が提供されている。

セキュリティ / データ利用

NotionとAIの提供元は、初期設定で利用者のデータをモデルの学習に使わない(フィードバックを送った場合と、設定で許可した場合は例外)。LLMの提供元でのデータ保持は、Enterpriseがゼロデータ保持、それ以外のプランは最長30日。ベータのClaude agentsはゼロデータ保持の対象外。Notion AIは既存の権限を守る。Notion AIはSOC 2 Type 2とISO 27001の対象範囲。BusinessはSAML SSO、EnterpriseはSCIM、監査ログ、DLP・SIEM連携に対応。

注意点

Notion AIは、Notion Agentを中心に、Custom Agents、Enterprise Search、Research Mode、AI Meeting Notesなどで構成される。料金ページではEnterprise SearchとResearch Modeがベータと表示されている。FreeとPlusで試せるAIの回数、BusinessとEnterpriseの利用枠の具体的な量は公開されていない。選べるモデルは頻繁に変わり、公式ヘルプのページによってモデル名の表記に違いがある。Agent APIsとAgent SDKはパブリックベータ。料金は2026年10月5日時点。

OMOCHIX EDITORIAL RATING

OmochiX編集部評価

4.6/ 5.0

OMOCHIX VIEW

OmochiX編集部の見解

Notion AIの価値は、AIの答えを読むだけで終わらず、Notionにある文書やデータベースを使って、そのままページの作成や更新、定型業務の自動化まで進められる点にあります。Notionでチームの情報を管理している組織には効果が大きく、汎用のチャットならChatGPT、Microsoft 365中心ならMicrosoft Copilot、資料の読み込みならNotebookLMと使い分けるとよいでしょう。一方で、AIをフルに使うにはBusiness以上が必要で、Custom Agentsなどはクレジットの費用が作業量で変わるため、導入時は利用量を確認しながら広げることをおすすめします。

※ 公式情報ではなく、OmochiX編集部独自の見解です。