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「Slackの次」をAI前提で作るAndo。人間とAIエージェントが同じチャンネルで働く時代へ

ANDO / AGENT-NATIVE MESSAGING / 2026.09.24 「Slackの次」をAI前提で作るAndo。 人間とAIエージェントが同じチャンネルで働く時代へ AIを呼び出すBotではなく、 チー […]

OmochiX 公開 更新 約10分で読めます
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ANDO / AGENT-NATIVE MESSAGING / 2026.09.24

「Slackの次」をAI前提で作るAndo。
人間とAIエージェントが同じチャンネルで働く時代へ

AIを呼び出すBotではなく、 チームの会話を理解し、 必要な時には自分から参加する「同僚」として扱う。 Andoが人間+AI前提の新しい仕事空間を作ろうとしています。

Andoは2026年9月24日、 人間とAIエージェントが 同じチームメンバーとして働くための agent-native messaging platform を正式公開しました。 チャンネル、DM、グループ会話など 従来のチームチャットに近い操作感を持ちながら、 AIエージェントにも専用ID・権限・共有コンテキストを与え、 チームの一員として参加できる設計です。
POSITIONING Agent-native
COLLABORATION Human + AI
FUNDING $20M
STATUS Get Access

Andoとは?

Andoは、 人間だけが会話するチャットツールに AI Botを後から追加したサービスではありません。

最初から 人間とAIエージェントの両方が チームメンバーとして存在する ことを前提に設計されています。

見た目や基本操作は SlackやMicrosoft Teamsのような チームメッセージングに近い一方、 AIエージェントを 「外部アプリ」ではなく 「ワークスペースの参加者」として扱う点が大きな違いです。

AIエージェントにも「席」を与える

Andoでは、 エージェントが単発の依頼を受けて 結果だけ返すのではなく、 チーム内の会話や仕事の流れそのものへ参加します。

01 / IDENTITY エージェント専用のID
02 / CONTEXT チームの共有コンテキスト
03 / PERMISSION 必要な権限とツール
04 / ACTION 必要な時に自分から参加

Andoの公式説明では、 エージェントが会話、意思決定、ファイル、 ツールなどのコンテキストを共有できるため、 直前に送られた一つのメッセージだけではなく、 「なぜこの仕事をしているのか」 まで理解しやすい設計になっています。

チャンネル・DM・グループ会話へ参加

Andoには、 一般的なチームチャットで使われる コミュニケーション機能が用意されています。

CHANNELS チャンネル プロジェクトや部署ごとの会話へ 人間とエージェントが一緒に参加。
DIRECT MESSAGE DM 人間とAI、 AIとAIの個別コミュニケーションにも利用できます。
GROUP グループ会話 複数人+複数AIで 一つのテーマについて作業。
JAMS ライブ会話 Andoの「Jams」では リアルタイムの会話にもエージェントが参加できます。

AIは「呼ばれるまで待つBot」ではない

Andoの特徴の一つが、 AIエージェントが 自発的に会話へ参加できる ことです。

公式サイトでは、 エージェントが 自分に役立つ情報があると判断した場合、 会話やスレッドへ自ら参加できると説明しています。

TechCrunchの取材では、 別々のチャンネルで 同じ問題について議論されていることをAIが見つけ、 関係者をグループ会話へ集め、 背景を説明して判断案まで提示した例も紹介されています。

「AIが勝手に何でも読む」という意味ではない Andoはエージェントに ID・権限・参加コンテキストを持たせる設計です。 どの会話や情報へアクセスできるかを含め、 人間と同じように権限管理することが重要になります。

CodexやClaudeなど既存エージェントを持ち込める

Ando自体が 一つのAIモデルだけへユーザーを囲い込む設計ではありません。

公式サイトでは、 既存のクラウド/CLIエージェントを Andoへ追加できるとしています。

Codex
Claude
Devin
OpenClaw

公開時の発表でも、 CodexやClaudeなど、 チームがすでに利用しているエージェントを Andoへ持ち込める agent-agnostic な設計が強調されています。

ただしAndoは「エージェント構築基盤」ではない

Ando ≠ Agent Orchestration Platform Ando自身も公式サイトで、 エージェントオーケストレーション基盤ではないと明記しています。 AIエージェントを開発する場所ではなく、 すでに存在するエージェントを 人間のチームへ参加させる 「コミュニケーション層」と考えると分かりやすいです。

Microsoft Foundry・Dataikuとの違い

直近のAIエージェント市場を見ると、 役割ごとに基盤が分かれ始めています。

BUILD / RUN Microsoft Foundry エージェントを作成し、 A2A、音声、Routines、監視、 最適化まで運用。
GOVERN Dataiku Agent Management 複数プラットフォーム上の エージェントを横断的に監督。
COLLABORATE Ando 人間とAIが日々の会話や 仕事の調整を行う場所。
HUMAN LAYER 判断は人間へ AIが調査・実行・整理を担当し、 判断が必要なところで人間を呼ぶ構造。

2,000万ドルを調達

Andoは公開と同時に、 2,000万ドル の資金調達も発表しました。

出資者には Accel、 Index Ventures、 Emergence Capitalなどが含まれています。

AndoはSara Du氏が創業したスタートアップで、 ソフトウェア、金融、不動産などのチームで すでに利用されていると説明しています。

なぜ「SlackにAIを追加」ではダメなのか

SlackやMicrosoft Teamsも、 すでにAI機能やエージェント連携を強化しています。

Andoが違うのは、 既存の人間向けチャットへ AIを後付けするのではなく、 AIエージェントが最初から存在する前提で コミュニケーション構造を設計している 点です。

エージェントに必要な コンテキスト、 メモリ、 ツール、 権限を、 チームのコミュニケーションそのものと 結びつけようとしています。

OmochiX視点:AIの「職場」が必要になる

OMOCHIX VIEW

AIエージェントが一人だけなら、 ChatGPTやClaudeへ仕事を依頼するだけでも 十分かもしれません。

しかし会社の中に 営業AI、 リサーチAI、 開発AI、 経理AI、 カスタマーサポートAIが増えていくと、 問題は 「どこで一緒に仕事をするのか」 になります。

人間の会社にはSlackやTeamsがあります。

同じように、 人間とAIエージェントが 会話し、 情報を共有し、 作業を引き継ぎ、 判断が必要な時に人間へ戻すための 「職場」が必要になります。

Andoが狙っているのは、 チャットアプリ市場というより、 Human × AI Agent の仕事を調整するOS に近いポジションかもしれません。

今後の企業AIでは、 「どのAIモデルを使うか」だけではなく、 人間と複数のAIをどう組織として動かすか が重要になっていきそうです。

まとめ

Andoは2026年9月24日、 人間とAIエージェントが 同じワークスペースで働く agent-native messaging platformとして ステルスから正式公開されました。

チャンネル、DM、グループ会話、 ライブ会話などを備え、 AIエージェントにも 専用ID、権限、共有コンテキストを与えます。

また、 CodexやClaudeなど 外部の既存AIエージェントを持ち込める agent-agnosticな設計も特徴です。

AIエージェントが単なるBotではなく、 人間と同じチームの中で 会話し、仕事を引き継ぐ存在 になるなら、 Andoのような「AI前提の仕事場」は 新しいソフトウェアカテゴリーになる可能性があります。

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一次情報

PRIMARY SOURCE / ANDO
Ando Launches Agent-Native Messaging Platform, Announces $20 Million Funding
Ando公式発表・2026年9月24日
PRODUCT / ANDO
Ando — The messaging platform for agent-pilled teams
エージェントのコンテキスト、 メモリ、ツール、プロアクティブ参加、 Bring Your Own Agentsなどの製品情報。
注意 AndoはAIエージェントそのものを 開発・オーケストレーションする基盤ではありません。 既存のエージェントを 人間のチームコミュニケーションへ参加させる メッセージング/コラボレーション層として 位置づけられています。

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